ものづくり日本?

2012年02月18日

「ものづくり大国、日本」って、もぅ過去の話と思いません?

大企業さんは自社の経営改善って名目で工場閉鎖や人員削減をまたやってます。
北九州でも、地元自治体の存続要請があったにもかかわらず、自社の利益判断(?)で大手電気メーカー東●が工場閉鎖を決定したようです。
以前、リーマンショック時にも九州ト●タをはじめとした多くの巨大生産工場で派遣社員を切り捨てて非難をあびると同時に、下請け中小企業も巻き込んで地域経済に大きなダメージを与え、利益回復を図ったのは記憶に新しいはずです(ト●タは1年で黒字転換だったと記憶)。
日本人の性質なのか、喉元すぎれば熱さ忘れる…外国から軽くみられても仕方が無い気がします(苦



では、TPP参加はどうなんでしょう?

経団連下の大企業は自由貿易圏で競争力&販売力が伸びると判断、その結果で国内の景気回復を牽引するなんて話ですが、基本的にこれを判断している企業経営陣は自社の利益追求を行うのが仕事で、どんなにきれいごと並べても苦しくなれば末端から随時切り捨てと言うのは歴史が語ってます。それでも改善がはかられなきゃ日本国すら捨てかねないと私は思ってます。

自由貿易下で大きな影響を受けるであろう金融&保険業界が、静観してるのは不気味ですが、考えてみれば大手●菱銀行サンでもすでに自社名の後ろにアルファベットが…身売りして前にアルファベットが付いてAAA●菱BBB銀行になっても彼らに損は無いのでしょうから蛇が出る藪をわざわざ突く必要無いんでしょうね。

逆に、強く反対の意を表してる医療・農業はどぅなるんでしょう?

真っ先にやり玉にあげられたGDP1.5%しかない農業、我々はJAや農家を守れと私利私欲による発言をしてるのではなく、「国民の食料安全保障はどうするのだ」「国民的議論をすべき」と一貫して発信してきただけで、景気の回復を後回しにしろと言ってきた訳ではありません。

医療&農業には経済成長とともに多額の税金を投入してきた経緯があります。
しかし、自国民が“生きるため”に必要なモノを守るのは国の最大責任と考えます。
東日本大震災で被災者が一番に欲したのは水であり食料、そして肉体的・精神的に追い詰められた人を救ったのは医療であった事は目のあたりにしたと思います。
当たり前すぎて気付かない事を、想定外から学んだのにもぅ記憶の奥底に沈めては、日本がこれ以上発展する事も、昔のように景気が回復する事も無いと思います。

国は企業経営ではありません。
生産性の低いモノだからといって切り捨てては国家が成り立たない!
金が無いからと言って、医療や食料を国家の安全保障から外し、国際的な(米国主導の)市場原理主義経済に委ねる事は国家の責任放棄であり、国民の命を他国に売り渡すのと同じ!

今、考えなきゃいけないのは、永田町でも霞が関でも各種団体でも無く、生活者である日本国民一人一人が生きるためにどうすれば良いか考え、それを発信(聞く場を国が作る必要あり)すべきと考えます。

私は自由貿易経済の否定では無く、どんな経済状況下でも、どんな災害時でも、未来永劫(我が子らの時代でも)日本人が最低限の暮らしができ、希望が持てる社会を欲しているだけです。

おかしぃですかね?
  

Posted by 百笑 at 11:20Comments(1)TPPについて