農薬使用は、どう思う?

百笑

2008年12月14日 11:47

食の安心・安全・・・こんな言葉はわざわざ口にするまでもなく、我々日本人は当然の事として食卓に並んだ食べ物を疑いもなく口に入れてきました。
しかし、輸入農産物が急増する中、残留農薬や農薬入り○○など、食の安全を根本から覆す事件が多発しています。肉の産地偽装、汚染米も含めて、その裏には必ず“商売”が行われ、目先の利益のみを追求した結果、国民の食が脅かされているのではないでしょうか?

一方で生産現場では食への不安や不信感を払拭すべく、以前にも増して農薬の使用基準徹底はもちろん、減農薬への努力を行っている他、各生産部会やJAでも残留農薬の抜き打ち検査や栽培履歴等から農薬の使用状況のチェックなど厳しいハードルを設けているのが現状です。

「食品購入に際し、何を信頼して良いのかわからない・・・」
良く聞くフレーズですが、本当は販売店や食品流通業者等の中間業者(全てではありませんが)への不信だと言う事。
我々生産者は皆「国民の食卓を守る」という信念の元、昔も今も誠実に生産を続けている事。
そして消費者の皆様には、値札の向こう側に我々生産者の顔が見える様、“農業”に興味や関心を深めて頂きたいと言う事。
本当の安心・安全を求めて、今後情報発信を行っていきますので、いろんな立場からのご意見をお聞かせ頂き消費者と生産者の絆を取り戻すきっかけ作りを行っていきたいと考えています。


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