消費増税

2014年12月02日

今回の衆議院選挙の課題として「消費税」は全ての有権者が避けては通れない問題
ではないかと思います。

H21年度に、福岡県農協青年部協議会の委員長を務めていたとき、政権は自民党大
敗により民主党政権へと交代した年でした。
政府とJA組織との繋がりが絶たれ、「戸別所得補償」なる政策が打ち出されたりと、
現場無視の中でJA組織運動の岐路であったと今でも感じてます。

JA組織全体が道を見失っている中、真っ直ぐに前進をし続けたのは若い力“JA青年部”
だったと自負しております。
福岡県でも時代の流れについて行くべく、当時流行のマニフェスト(選挙公約)を読み込み
糸口をつかもうと必死でした。
22年2月に開催した県青協主催の研修会にて、今までの農業政策への意見・要望に
加え、初めて消費税へ言及し、【食料への消費税0%】を全会一致で盛り込み、国会議員
をはじめ、上部組織へ要請しました。
JA青年部の綱領に
「国民との相互理解を図り、食と農の価値を高める責任ある政策提言を行う。」
と言う一節があります。
まさしく、国民への理解と食料の価値を生産者自らが示す提言になりました。

当時野党であった自民党議員の先生方は、ヨーロッパでの軽減税率の実績はあるが
国内での実行は極めて難しいとの判断が主流。
もう時効でしょうが…自分で「安易に政権与党の民主党に接触をするな」とのおふれを
出した私でしたが、事務所に飛び込みでこの提言の賛否を聞いて回ったのを思い出し
ます。結果はほぼ門前払いでしたが…
国会議員の先生方の判断は冷ややかなモノでしたが、福岡県青協のこの提言は全国の
青年部の初期ポリシーブックに多く盛り込まれ、“0%”と言う強い言葉では無くなり
ましたが、軽減税率として徐々に国会でもJA組織内でも議論のテーブルへと挙げられる
ようになりました。
4年前の投稿

東日本大震災の被災者が難を逃れ、暖をとり、ほっとした時、次に腹が減ったと聞き
ます。
どのような状況下でも腹がへるのです。私は、「生きる事は、食べる事」と考えています。
農業と言う職業の責任として食料供給は続けますが、国民の命を預かる政府として、
食料を消費する1国民として、消費税という中での食料の価値を考えて頂ければ幸い
です。

次代を変えるとは、とても難しく時間のかかるモノですが、諦めてしまえば未来は
ありません。


まずは、投票に行く事ですかね…


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