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TPP反対の大義
提言してみる
2010年11月12日
完全自由貿易(TPP)の話…
少し冷静に考え、視点を変えてみた
農業関係のTPPへの反発を「国内総生産(GDP)構成比1.5%の農漁業を守るために、残り98.5%を犠牲にすべきではない」と切り返した前原大臣の言葉が民主党の自由貿易に向けた基本的考えであると考える。
また事業仕分けでは、備蓄米の本来の意味を棚に上げ維持管理費上こんなに必要ないと言う蓮舫大臣。
我々農家が国民の食糧を守るためと強く訴えているのに耳を傾けず、挙げ句の果てには
国が、農業を見捨てなければ経済が持たない…
農業の構造改革を進め、産業(商売?)として確立・自立を促す…
などもっともらしい言い訳をしてます。
現政府は、もはや国の食糧安全保障など担う能力はない。
国内農業が壊滅しても、車や電子機器の輸出黒字で食料を外国から買ってきてやる…あるかどうか分からない食糧危機に備えての備蓄など無意味だし、万が一の際は自由貿易圏内でまかなってやるから心配ない、それが政府の見解だろう。
国が、国民の食糧主権を放棄するのであれば、我々農家が今まで訴えてきた信念にそって農家自身やJAが国民の食糧を守るしかない。
仮に、現政府の自由貿易構想に賛同する条件として以下の様な条件ではどうだろう?
①自由貿易・自由経済を主張するのであるなら、今まで米価のネックだった備蓄米の放出や外国から入ってくるMA米を政府が管理する必要が無く、現在国が保有する全ての米は海外に放出し国内穀物量を一旦リセットし、以後国は一粒も米を管理しない。
(政府が“ムダ”と考える食糧主権&備蓄米放棄によりコスト削減)
②最低輸入機会であるMA米についても、政府は関知せず市場原理に委ねる。
(自由貿易が始まればMA米の必要性も無くなる)
③国内の食糧安全保障上の食糧を備蓄する企業・団体に対し管理・運営(放出)に関与せず、価格も市場原理に従う。
(農家の自立や経営力向上のためには、国内食糧流通も完全自由化すべき)
④それに伴い、運営上障害となる独禁法等の関係法の特別除外。
(JA等や販売法人に集積して販売するのは必然。その団体の販売力にブレーキをかける法律からは除外すべき)
⑤そして、戸別所得補償による農家戸数(=村)の維持。また、米や転作作物以外への所得補償拡大。
(地方の地域経済を維持するためには農家戸数の減少は避けねばならない。また、長年の米価維持のために他作物への転用が行われた事は言うまでもないので、そこも補償するのは当然の義務である)
政府が求める、農家やJAが企業として生まれ変わる道かと思います。
また、今我々が“食糧”と言っている農産物を、今後は皆さんの前では“商品”と言い、消費者の皆さんをお客さんと言い、我々に理解を示さない人はお客さんにしない。
そうしながら、坦々と食糧危機を待ち続けて生き残るしか道は無いかな
【妄想】 自由貿易劇場
防衛だけでなく、自給率十数%になった日本は食糧供給も米国等に依存
モノだけでなく、安い労働者も流れ込み失業者激増
↓
経済力のある国が現れ日本より高値で食糧を買いあさる国が出現。自給力の無い日本は足下を見られ、さらに高額で購入する事に
同時に、石油や各種鉱石においても同様に圧力をかけられ金銭だけでなく、普天間の米軍基地の様な不利な外交も承諾せざるをえなくなる
↓
穀物は、海外で豊作になれば大量に買わされ、不作なら高額取引。外国の車産業が衰退したら、日本への材料の供給に圧力をかけ日本の車産業衰退を踏み台に自国の産業回復。
↓
独立国家として成り立たず、現代版植民地
こんな世界はあり得ないって…
そぅそぅ、今さかんにTPPを推し進めている経済界のほとんどが、先のリーマンショックで派遣社員を切り捨てた人たちですょ。派遣切りを踏み台に、今は立派に黒字転換!日本国内でも普通にあった事、国と国との関係でも当然あり得るでしょう!
さて、ここで倉庫に貯めてた我々農家の食糧が目覚める訳です!
一番高く買う人に売って、買えない人の面倒なんて見れないよね…
いかんいかん!
農家のおっちゃんはお人好しだから、他人を踏み台にして生き残ろうなんて出来ないだろ
こんな社会は作りたくないし、自分たちの子供が住む日本をこんな荒んだ国にしたくないので、やっぱり今しっかりと自由貿易を阻止しないといけない!
我々農業者は今、国民の食糧を守るためにTPPに反対しています!
少し冷静に考え、視点を変えてみた
農業関係のTPPへの反発を「国内総生産(GDP)構成比1.5%の農漁業を守るために、残り98.5%を犠牲にすべきではない」と切り返した前原大臣の言葉が民主党の自由貿易に向けた基本的考えであると考える。
また事業仕分けでは、備蓄米の本来の意味を棚に上げ維持管理費上こんなに必要ないと言う蓮舫大臣。
我々農家が国民の食糧を守るためと強く訴えているのに耳を傾けず、挙げ句の果てには
国が、農業を見捨てなければ経済が持たない…
農業の構造改革を進め、産業(商売?)として確立・自立を促す…
などもっともらしい言い訳をしてます。
現政府は、もはや国の食糧安全保障など担う能力はない。
国内農業が壊滅しても、車や電子機器の輸出黒字で食料を外国から買ってきてやる…あるかどうか分からない食糧危機に備えての備蓄など無意味だし、万が一の際は自由貿易圏内でまかなってやるから心配ない、それが政府の見解だろう。
国が、国民の食糧主権を放棄するのであれば、我々農家が今まで訴えてきた信念にそって農家自身やJAが国民の食糧を守るしかない。
仮に、現政府の自由貿易構想に賛同する条件として以下の様な条件ではどうだろう?
①自由貿易・自由経済を主張するのであるなら、今まで米価のネックだった備蓄米の放出や外国から入ってくるMA米を政府が管理する必要が無く、現在国が保有する全ての米は海外に放出し国内穀物量を一旦リセットし、以後国は一粒も米を管理しない。
(政府が“ムダ”と考える食糧主権&備蓄米放棄によりコスト削減)
②最低輸入機会であるMA米についても、政府は関知せず市場原理に委ねる。
(自由貿易が始まればMA米の必要性も無くなる)
③国内の食糧安全保障上の食糧を備蓄する企業・団体に対し管理・運営(放出)に関与せず、価格も市場原理に従う。
(農家の自立や経営力向上のためには、国内食糧流通も完全自由化すべき)
④それに伴い、運営上障害となる独禁法等の関係法の特別除外。
(JA等や販売法人に集積して販売するのは必然。その団体の販売力にブレーキをかける法律からは除外すべき)
⑤そして、戸別所得補償による農家戸数(=村)の維持。また、米や転作作物以外への所得補償拡大。
(地方の地域経済を維持するためには農家戸数の減少は避けねばならない。また、長年の米価維持のために他作物への転用が行われた事は言うまでもないので、そこも補償するのは当然の義務である)
政府が求める、農家やJAが企業として生まれ変わる道かと思います。
また、今我々が“食糧”と言っている農産物を、今後は皆さんの前では“商品”と言い、消費者の皆さんをお客さんと言い、我々に理解を示さない人はお客さんにしない。
そうしながら、坦々と食糧危機を待ち続けて生き残るしか道は無いかな
【妄想】 自由貿易劇場
防衛だけでなく、自給率十数%になった日本は食糧供給も米国等に依存
モノだけでなく、安い労働者も流れ込み失業者激増
↓
経済力のある国が現れ日本より高値で食糧を買いあさる国が出現。自給力の無い日本は足下を見られ、さらに高額で購入する事に
同時に、石油や各種鉱石においても同様に圧力をかけられ金銭だけでなく、普天間の米軍基地の様な不利な外交も承諾せざるをえなくなる
↓
穀物は、海外で豊作になれば大量に買わされ、不作なら高額取引。外国の車産業が衰退したら、日本への材料の供給に圧力をかけ日本の車産業衰退を踏み台に自国の産業回復。
↓
独立国家として成り立たず、現代版植民地
こんな世界はあり得ないって…
そぅそぅ、今さかんにTPPを推し進めている経済界のほとんどが、先のリーマンショックで派遣社員を切り捨てた人たちですょ。派遣切りを踏み台に、今は立派に黒字転換!日本国内でも普通にあった事、国と国との関係でも当然あり得るでしょう!
さて、ここで倉庫に貯めてた我々農家の食糧が目覚める訳です!
一番高く買う人に売って、買えない人の面倒なんて見れないよね…
いかんいかん!
農家のおっちゃんはお人好しだから、他人を踏み台にして生き残ろうなんて出来ないだろ
こんな社会は作りたくないし、自分たちの子供が住む日本をこんな荒んだ国にしたくないので、やっぱり今しっかりと自由貿易を阻止しないといけない!
我々農業者は今、国民の食糧を守るためにTPPに反対しています!
新しい月
2010年10月01日
早いもので、今日からもう10月…
気持ちも新たにブログ更新
改めてまして、閲覧して下さってる皆様、ご無沙汰です
さて、今日は夕方から直方市の直鞍産業振興センター(ADOX福岡)にて『直鞍産業振興世界戦略研究会』設立総会に勉強のため参加しています。
記念講演は、麻生渡県知事
興味をひいたのは、県のエネルギー戦略。車や家庭用の燃料電池に注目が集まる中、県は水素エネルギーの利用に力を注いでいるとの事です。
私もエコ減税に滑り込み車を買い替えたんですけど、次の車は水素自動車になるのかなぁ
水素エネルギー⇒電気
…
私もハウスの暖房で重油を使ってますが、原油が高価な時代になれば水素で発生させた電気にてエアコンかぁ
時代に乗り遅れないようにしとかないとですね
気持ちも新たにブログ更新
改めてまして、閲覧して下さってる皆様、ご無沙汰です
さて、今日は夕方から直方市の直鞍産業振興センター(ADOX福岡)にて『直鞍産業振興世界戦略研究会』設立総会に勉強のため参加しています。
記念講演は、麻生渡県知事
興味をひいたのは、県のエネルギー戦略。車や家庭用の燃料電池に注目が集まる中、県は水素エネルギーの利用に力を注いでいるとの事です。
私もエコ減税に滑り込み車を買い替えたんですけど、次の車は水素自動車になるのかなぁ
水素エネルギー⇒電気
…
私もハウスの暖房で重油を使ってますが、原油が高価な時代になれば水素で発生させた電気にてエアコンかぁ
時代に乗り遅れないようにしとかないとですね
ラストは「ムラ」
2009年10月24日
最後の組は
・和田芳治氏(逆手塾)
・養父信夫氏(九州のムラ)
・吉井恵璃子氏(山のもの書き)
この組が一番元気が良かったのは気のせいかな?
この後、地元で打ち合わせがあったので半分くらいしか聞いてませんが、席を立った時にちょうど和田さんが
「子供の声がしないと元気が出ない」
…早く帰ろっと
シンポジュウム「農」
2009年10月24日
二組目は
・山下惣一氏(農民作家)
・水落重喜氏(きのこの里)
・古野隆雄氏(合鴨農家)
・門田信一氏(漆作人塾)
この組の面子もすごい!
ここでのキーワードは、古野氏の言葉で
「スローライフは忙しい」
それと徳野先生が、これから農業を始める若い農家は漠然とした農業形態を目標にするのではなく
「○○さんみたいな農家になりたい」
ってのが必要だ!
・山下惣一氏(農民作家)
・水落重喜氏(きのこの里)
・古野隆雄氏(合鴨農家)
・門田信一氏(漆作人塾)
この組の面子もすごい!
ここでのキーワードは、古野氏の言葉で
「スローライフは忙しい」
それと徳野先生が、これから農業を始める若い農家は漠然とした農業形態を目標にするのではなく
「○○さんみたいな農家になりたい」
ってのが必要だ!
シンポジウム本編
2009年10月24日
午前中の徳野先生の基調口演は間に合いませんでしたが、午後からは10人のパネラーを招いてなセッション
一組目は
・八尋幸隆氏(むすび庵:筑紫野市)
・佐藤弘氏(西日本新聞)
・小役丸秀一(株式会社グラノ24K:岡垣町)
食をテーマに、食育の限界と今後の問題についてディスカッション
耳に一番残ったのは、八尋サンが言った
「食育とは、食べさせない事」
休憩中に、隣の福岡サンパレスで開催中の九州地区PTA大会に潜入
他にも、県内10ヶ所で分散会開催
こっちの方が多いなぁ
一組目は
・八尋幸隆氏(むすび庵:筑紫野市)
・佐藤弘氏(西日本新聞)
・小役丸秀一(株式会社グラノ24K:岡垣町)
食をテーマに、食育の限界と今後の問題についてディスカッション
耳に一番残ったのは、八尋サンが言った
「食育とは、食べさせない事」
休憩中に、隣の福岡サンパレスで開催中の九州地区PTA大会に潜入
他にも、県内10ヶ所で分散会開催
こっちの方が多いなぁ
徳野貞雄先生の還暦祝い!?
2009年10月24日
先日の農協青年部県大会にて講演頂いた、熊本大学 徳野貞雄先生が還暦を迎えられ、記念講演
福岡国際会議場 大ホールで
「食・農・ムラ」が出会い、動く!
と題し、錚々たるメンバーでシンポジュームが開催
到着は12時…腹減ったので、まずは合鴨弁当(1000円)をGet
ふぅ〜
おっ!
APIQが頑張ってますねぇ〜
活動資金になりますのでと言われれば、300円…頑張ってねぇ!
実は昨日の朝、ご本人から直接電話があり、今から岡垣町の“ぶどうの樹”で前夜祭があるから来ないかと誘われましたが、仕事の段取り出来たのは三時すぎ…正装すべきか、何時までか、何やってるのか、結局参加しなかったのですが夜まで会合が続いたらしいです
行きゃぁ良かった
福岡国際会議場 大ホールで
「食・農・ムラ」が出会い、動く!
と題し、錚々たるメンバーでシンポジュームが開催
到着は12時…腹減ったので、まずは合鴨弁当(1000円)をGet
ふぅ〜
おっ!
APIQが頑張ってますねぇ〜
活動資金になりますのでと言われれば、300円…頑張ってねぇ!
実は昨日の朝、ご本人から直接電話があり、今から岡垣町の“ぶどうの樹”で前夜祭があるから来ないかと誘われましたが、仕事の段取り出来たのは三時すぎ…正装すべきか、何時までか、何やってるのか、結局参加しなかったのですが夜まで会合が続いたらしいです
行きゃぁ良かった